稲荷山へ参拝⑥
皆様、こんにちは。
続きです。
まだ緩い勾配の道ですが、
この辺りから空気が一変します。
神気に満ちて凛とした清涼な空気。身体も心もピリッと引き締まります。
階段が見えてきました。
ここから勾配が本式な登りになって高度を上げていきますが、この手前に、
とってもフレンドリーなお狐様がいらっしゃいます。
いつも気さくに
「よぉ! 元気か」
って、声をかけてくださいます。
階段を上がって右に進むと
難切りのお不動様です。
昔は松の木の根元に置かれていたそうですが、今の形にご安置されました。
降りかかる災いを祓ってくださいます。
お不動様にお灯明とお線香を点けさせていただいて、ご真言を奉納させていただきます。
ところで、山内で使うお灯明は山内で売っているカラスの忌避剤の入ったものを使ってくださいね。
山中にいるカラスは、お腹がすいて火のついたロウソクを咥えていくのがいるのですが、熱くて途中でそれを落として山火事になった事が何度かあったそうです。
大社もその対策に忌避剤の入ったロウソクを販売しています。
山域が火事になるなど絶対にあってはいけませんし、山内に生活されている方々もおられますから、ぜひお願いします。
そして元の参道に戻ると
熊鷹大神様です。
いつもたくさんの方々がお詣りされてまして、お灯明の絶える事がありません。
ここ一番の勝負の神様で、お導きの神様でもあります。
私もここでお供え物をして、稲荷祝詞、稲荷大神秘文、稲荷五社大明神祓を奉納させていただきます。
お向かいの竹屋さんも忙しそうです。
ここからは、結構急な勾配で高度を上げていきます。
続きます。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
では、また。
五月