稲荷山は低山と言えども山です。
皆様、こんにちは。
稲荷山は標高233m、そんなに高い山ではありません。
それに参道には奉納された鳥居が建っています。
そして随所に標識もありますから
まぁ、道に迷う事はありません。
ところが御膳谷から滝行場に下って行きますと、
こんな道が出てきたりします。
一瞬、方角が分からなくなってビックリします。
落ち着いて、ゆっくり廻りを見渡せば、
目印が見つかりますから、それ以上迷う事はありません。
でも、慣れた稲荷山とて「山」の素顔を見せる時がありますから、油断は禁物です。
最近の登山ブームでは、こうした慣れと油断で低山で遭難するケースが多いようです。
慣れと油断は、奢りでもあります。
人の側で蔓延する傲慢と根は同じです。
行き慣れた稲荷山でもこんな事がありますから、お山へ入る時はちゃんとお稲荷様にご挨拶して、無事に下山するまで気を引き締めて行かないといけません。
ここは観光地ではなく、信仰の場ですから。
今日も読んでくださって、ありがとうございます。
では、また。
五月